またまたスポーツ業界の不正疑惑です。
日本ボクシング連盟（山根明会長）に対して、
都道府県のボクシング連盟の幹部など、
333名がスポーツ庁と日本オリンピック協会、
日本スポーツ協会などに告発状を提出したそうです。
333名から各所に告発状を送るというのは、
相当なことだということがわかりますね。
告発状の内容ですが、
日本ボクシング連盟が各都道府県の
ボクシング連盟に負担を指示している
オリンピック基金の使用用途に不透明な使用があり、
また、不透明な財務管理などについて書かれているようです。
また、このオリンピック基金については、
収支決算報告書に記載されておらず、
使用用途が不透明になっているようです。
オリンピック基金は日本ボクシング連盟が
2017年に設立しており、各都道府県の
ボクシング連盟や企業から
毎年10万円負担するよう指示があった
ようです。
オリンピック基金の目的は、
世界のボクシング情報を収集し分析をする。
などのようです。
この基金は任意参加の基金ではありますが、
多くのボクシング連盟が払っているようです。
sponserdlink
ただし、収支決算報告書には乗らない「裏金」。
証明できる人がいなかったようです。
今回の告発では、
口座振込の控えを提出しているようです。
また、助成金の不正流用も指摘されており、
山根明会長の親族が関わっているスポーツ用品店でのみ
試合用のグローブを購入するようになっていたり、
遠征で支払われる手当が徴収されていたようです。
このオリンピック基金委員会のメンバーは、
山根明会長の推薦を得ないとメンバーにはなれず、
いくらお金が集まっており、どのように使われていたかは
不明のようです。
sponserdlink
この件に関して、
ボクシングＷＢＡ世界ミドル級王者村田諒太さんも
痛烈に批判をしています。
自身のフェイスブックで
そろそろ潔く辞めましょう、
悪しき古き人間達、
もうそういう時代じゃありません。
新しい世代に交代して、
これ以上、自分達の顔に泥を塗り続けることは避けるべきです
とコメントを投稿していました。
さらに、問題になっている日本大学（日大）との関係があるようで、
山根明会長は日大の危機管理学部の特任教授になっており、
田中英寿理事長とも非常に仲が良いようです。
村田選手の言うように、
このような悪しき古き人間達が
己の権力を振りかざすような時代は終わっています。
早く健全なスポーツ業界になればいいですね。
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